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コラム「家族信託における限定責任信託の意義」についてアップしました。2019.03.28

受託者は、信託財産の権利者として行為し、信託事務の処理を行うことにより負担した信託財産責任負担債務については、信託財産のみならず固有財産をもってその履行の責任を負うことが原則です。

この条件ですと、受託者への責任負担が非常に大きく、受託者に就任する事に対して、敬遠される方が多くなると思います。

限定責任信託とは、受託者が信託のすべての信託財産責任負担債務について、信託財産に属する財産のみをもってその履行の責任を負う信託をいい、限定責任信託の定めの登記をすることによって効力を生じます。

このように、通常の家族信託に比べ、固有の財産に対する責任は軽減されます。