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コラム「類似制度との比較~問屋と家族信託~」についてアップしました。2019.08.18

問屋とは、自己の名をもって他人のために物品の販売または買入れをすることを業とする者をいいます。

これは間接代理ともいわれるもので、取引の目的物は完全に問屋に帰属するから、その財産の名義も管理権も問屋に帰属することになり、信託と酷似しています。

しかし、問屋の権限内の行為の効果が一時的に問屋に帰属し、最終的に委託者に帰属するのに対して、信託の場合は、受託者の期限内の行為の効果は信託財産に帰属し、その信託財産について倒産隔離機能が認められる点が異なります。